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land

Old English

土地、陸、国

あなたの習熟度

この語根について

Wordiyo に載っている語根の多くとは違い、land はラテン語でもギリシャ語でもありません。英語が生まれたときからずっと持ち続けてきた、生粋のゲルマン語の単語です。古英語の land はすでに「大地、地面、土」と「領土、国」の両方を意味しており、ゲルマン祖語の *landą にさかのぼります。親戚の単語もゲルマン語の仲間に残っています。ドイツ語の Land、オランダ語の land、スウェーデン語の land は、どれも今でも足もとの地面と、自分が属する国の両方を意味します。

land は短くて具体的で、日々の暮らしに欠かせない単語だったので、英語でもっとも生産力の高い部品の一つになりました。ラテン語の接頭辞をつける代わりに、ほかの身近な単語とそのままくっついて複合語を作ります。そして意味はほぼいつも見たままで、二つの部分を足せばわかります。

まずは地形の仲間です。land + scape(「地域の形や様子」を表す古い接尾辞)で landscape、ひと続きの土地の全体の形、つまり「景観」です。land + mass で landmass、ひと続きの大きな陸塊です。wet + land で wetland、水を含んだ土地(湿地)。up + land で upland、内陸の高い土地(高地)。table + land で tableland、テーブルの天板のように持ち上がった平らな土地(台地)です。land + locked で landlocked、陸に閉じ込められて海のない状態(内陸の)を表します。

次は「地面で起こる大きな出来事」の仲間です。land + mark で landmark。もともとは境界を示す石や木のことで、やがて道しるべになる目印全般を指すようになり、さらに比喩的に歴史の転換点となる出来事(a landmark ruling「画期的な判決」)も表すようになりました。land + slide で landslide、斜面の土地が滑り落ちること(地すべり)です。比喩的には、票が山のように雪崩れ込んだかのような「圧勝」の選挙も指します。land + fill で landfill、ごみで土地を埋める場所(埋め立て地)です。

続いて、「国、国家」としての land から生まれた、アイデンティティの仲間です。main + land で mainland、島々に対して国の主要な部分(本土)です。home + land や mother + land は、自分の故郷と呼ぶ国、生まれた国(祖国、母国)で、感情のこもった単語です。国名の Iceland でさえ、文字どおり「ice(氷)+ land」、氷の国です。

最後に、land には意外にも「所有」の意味があります。landlord と landlady は land + lord / lady から来ていて、封建時代のイングランドでは土地を所有する領主のことでした。何世紀もかけて意味が狭まり、封建時代の地主から、今日の日常的な意味である「家賃を払う相手(大家)」になりました。

さらに、身近なところに動詞も隠れています。to land、つまり「地面に降りる」です。飛行機が着陸し(land)、船の乗客が上陸します(land)。比喩的には land a job(仕事を手に入れる)、land a deal(契約をまとめる)のようにも使います。何かを無事に固い地面へ降ろす、というイメージです。

この一家はとても覚えやすいのが特徴です。ラテン語のような音の変化もなければ、隠れた語根もありません。land はいつも land のままで、前につく単語が、どんな土地なのか、その土地に何が起きているのかを教えてくれます。

古英語の land「土地、領土、国」から来ており、ゲルマン祖語の *landą にさかのぼります。英語でも特に複合語を作りやすい語根で、地形の landscape(風景)、landmass(大陸)、wetland(湿地)、upland(高地)、国や故郷の homeland(祖国)、motherland(母国)、mainland(本土)、目印や出来事の landmark(目印)、landslide(地すべり、圧勝)、landfill(埋め立て地)などがあります。
覚え方のコツ

land は「地面・国」を表すごく普通の英単語で、ほかの単語をそのままくっつけて新しい単語を作ります。home + land = homeland、main + land = mainland、land + mark = landmark、land + slide = landslide。land の隣にある単語が、どんな土地なのかを教えてくれます。

代表的な単語を詳しく

同じ語根を持つ単語の中から、特に語る価値のある数語を選び、その成り立ちを一つずつひもときます。

land一家全体の中心にある単語で、名詞でもあり動詞でもあります。名詞としては「固い地面、陸」(海や空に対して)と「国」(your native land「祖国」)に分かれます。動詞としては地面に降りることを表し、飛行機が着陸する、乗客が上陸する、と言うときに使います。比喩的な動詞は現代英語のいたるところにあります。land a job(仕事を得る)、land a deal(契約をまとめる)、land a punch(パンチを当てる)。どれも、何かを固い地面へ無事にうまく降ろす、というイメージです。

一家全体の中心にある単語で、名詞でもあり動詞でもあります。名詞としては「固い地面、陸」(海や空に対して)と「国」(your native land「祖国」)に分かれます。動詞としては地面に降りることを表し、飛行機が着陸する、乗客が上陸する、と言うときに使います。比喩的な動詞は現代英語のいたるところにあります。land a job(仕事を得る)、land a deal(契約をまとめる)、land a punch(パンチを当てる)。どれも、何かを固い地面へ無事にうまく降ろす、というイメージです。

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landscapeland + scape で、-scape は「地域の形や様子」を表す古い接尾辞です(seascape「海の景色」、cityscape「都市の景観」にも同じ要素があります)。つまり landscape とは、文字どおりひと続きの土地の全体の形のことです。この単語はやがて美術(a landscape painting「風景画」)や、紙や画面の向き(landscape「横向き」と portrait「縦向き」)にも広がり、最後には抽象的な意味にまで至りました。the political landscape(政治情勢)とは、ある状況の全体像のことです。

land + scape で、-scape は「地域の形や様子」を表す古い接尾辞です(seascape「海の景色」、cityscape「都市の景観」にも同じ要素があります)。つまり landscape とは、文字どおりひと続きの土地の全体の形のことです。この単語はやがて美術(a landscape painting「風景画」)や、紙や画面の向き(landscape「横向き」と portrait「縦向き」)にも広がり、最後には抽象的な意味にまで至りました。the political landscape(政治情勢)とは、ある状況の全体像のことです。

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landmarkland + mark です。もともとの landmark は、ある人の土地がどこで終わり、別の人の土地がどこから始まるかを示すために立てた、石や杭、木などの物理的な目印でした。「境界の目印」から、進む方向を決める手がかりになる目立つもの全般(use the church tower as a landmark「教会の塔を目印にする」)へと意味が広がり、さらに時間の世界へ飛び移りました。a landmark event や a landmark ruling は、歴史を測る基準となる転換点、つまり「画期的な出来事・判決」です。

land + mark です。もともとの landmark は、ある人の土地がどこで終わり、別の人の土地がどこから始まるかを示すために立てた、石や杭、木などの物理的な目印でした。「境界の目印」から、進む方向を決める手がかりになる目立つもの全般(use the church tower as a landmark「教会の塔を目印にする」)へと意味が広がり、さらに時間の世界へ飛び移りました。a landmark event や a landmark ruling は、歴史を測る基準となる転換点、つまり「画期的な出来事・判決」です。

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landlordland + lord で、文字どおり「土地の主」です。封建時代のイングランドでは、小作人が耕す土地を所有する貴族のことでした。封建制度が衰えるとともに、単語は生き残りながら意味が狭まりました。今日の landlord は、単に物件を所有してあなたに貸している人、つまり「大家」です。女性形の landlady(land + lady)も同じ道をたどりました。

land + lord で、文字どおり「土地の主」です。封建時代のイングランドでは、小作人が耕す土地を所有する貴族のことでした。封建制度が衰えるとともに、単語は生き残りながら意味が狭まりました。今日の landlord は、単に物件を所有してあなたに貸している人、つまり「大家」です。女性形の landlady(land + lady)も同じ道をたどりました。

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関連する語根

terr類義

terr(ラテン語の terra から)は「大地、土地」を表すラテン語で、territory、terrain、terrestrial、Mediterranean を生みました。land は同じ考えを表す生粋のゲルマン語です。大まかな目安として、ラテン語系で改まった・学術的な「土地」の単語には terr(territory、terrain)、日常的で素朴な「土地」の単語には land(mainland、homeland、wetland)が使われます。

関連する単語 · 17

単語リスト:

land

陸地;土地;国;着陸する

landscape

風景、景色;風景画;造園する

homeland

祖国、故国

landmark

目印、ランドマーク;画期的な出来事

wetland

湿地、湿原

mainland

本土、大陸

landlord

家主、大家;地主

landfill

ごみ埋め立て地;埋め立て処分する

landslide

地すべり、土砂崩れ;(選挙の)圧勝

upland

高地、台地

landlady

女性の家主、大家

motherland

母国、祖国

landlocked

陸地に囲まれた、海に面していない

landmass

大陸、広大な陸地

tableland

台地、高原

iceland

アイスランド

landing

着陸;踊り場;上陸地