Wordiyo
語根単語一覧コースガイド単語帳料金
Wordiyo

語根と語源から、英単語を体系的に身につける。

探す

  • 語根
  • 単語一覧
  • 単語帳

学ぶ

  • ガイド
  • 料金

運営

  • Wordiyo について
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー

© 2026 Wordiyo.

  1. ホーム
  2. /英語の語根一覧
  3. /log

log

ギリシャ語 Greek

言葉、理性;〜学

変化形:loglogy
あなたの習熟度

この語根について

語根 log は、ギリシャ語の中でも特に意味の豊かな単語 logos(λόγος)から来ています。ギリシャ人にとって logos は、ひとつの意味に収まる言葉ではありませんでした。口にする言葉、人前で行う演説、筋道立てて述べる説明、そして何より大切なのが、物事の背後にある理性や道理です。logos で語るとは、考えを整った言葉にすることでした。このように「言葉」と「理性」という二つの顔をもつため、log はまったく性格の違う二つの英単語グループを生み出しています。

グループ1:話すこと、話される言葉。 こちらでは logos は素直に「言葉」「話」という意味を保ち、ギリシャ語の接頭辞がその話の形を教えてくれます。

- dia-(横切って、〜の間で)+ logos → dialogue:二者の間を行き交う言葉、つまり対話です。
- mono-(ひとつ)+ logos → monologue:一人が長く話し続ける独白です。
- pro-(前に)+ logos → prologue:本編が始まる前に語られる言葉、序章です。
- epi-(上に、後に)+ logos → epilogue:物語が終わった後に添えられる言葉、結びです。
- ana-(〜に従って、比例して)+ logos → analogy:二つのものが同じ比率の関係にあると考える推論で、「A と B の関係は、C と D の関係に等しい」という形をとります。
- apo-(離れて、元へ)+ logos → apology:もともとは自分を弁護するための演説で、告発に対して言葉で身を守ることでした。(この古い意味は an apology for one's beliefs「自らの信念の弁明」という言い方に残っています。)
- eu-(よい)+ logos → eulogy:ある人、特に亡くなった人について語るよい言葉、つまり賛辞・追悼の辞です。
- neo-(新しい)+ logos → neologism:新しく作られた言葉、新語です。

グループ2:〜の学問(接尾辞 -logy)。 こちらが logos のもう一つの、より有名な顔です。「筋道立てた説明」から「体系的な研究」、つまり「〜学」という意味になりました。ある分野を表す要素に -logy を付けるだけで、学問の名前ができあがります。この型はほとんど機械的で、X + logos = X の学問、X + logist = X を研究する人、X + logical = その学問に関する となります。

- bio-(生命)→ biology(生物学)、biologist、biological
- psych-(心)→ psychology、psychologist、psychological
- eco-(家、環境)→ ecology、ecologist、ecological
- theo-(神)→ theology、theological
- gen-(誕生、血筋)→ genealogy(家系をたどる説明、系譜学)
- astro-(星)→ astrology → astrological
- arch(aeo)-(古代の)→ archaeology → archaeological
- chrono-(時)→ chronology → chronological
- anthropo-(人間)→ anthropologist
- path-(苦しみ、病気)→ pathology → pathological

この型が見えてくると、難しそうな学術用語の多くが自然に読み解けるようになります。meteorology は「空中のもの」の学問(気象学)、cardiology は心臓の学問(心臓病学)、dermatology は皮膚の学問(皮膚科学)、herpetology は爬虫類の学問(爬虫類学)です。丸暗記するのではなく、読んで意味がわかるのです。

よく似た別物に注意。 英語の log がすべて logos から来ているわけではありません。ふつうの英単語 log(切った丸太。そこから船の logbook「航海日誌」、さらに一般の「記録」の意味に)はゲルマン語系で、ギリシャ語の「言葉」とは無関係です。logistics(物資の補給・輸送、ロジスティクス)はフランス語の loger「宿営させる、兵を泊める」から来ていて、これも別系統です。また rhapsody の語尾は -logy ではなく -ody(ōidē「歌」)です。見た目は同じ一族のようでも、よそから入ってきた言葉なのです。

ギリシャ語の logos「言葉、話、理性、学問」から来ています。英語で最も応用範囲の広いギリシャ語の語根と言えるかもしれません。接尾辞 -logy としては biology(生物学)、psychology(心理学)、archaeology(考古学)、chronology(年代学)のように学問分野を名づけます。単独でも logic(論理)、dialogue(対話)、catalog(カタログ)、eulogy(賛辞)、analogy(類推)、apology(謝罪)などを作り、いずれも筋道立った言葉や推論に関わっています。
覚え方のコツ

ひとつの語根に二つの顔があります。log が話すことを表すときは、二人の間を言葉が行き交う dia-LOGUE(ダイアローグ)を思い浮かべましょう。接尾辞 -logy のときは、そのまま「〜学」と読めば大丈夫です。bio-logy は生命の学問、eco-logy は住まい・環境の学問。X + logy は X の学問、X + logist はそれを研究する人です。

代表的な単語を詳しく

同じ語根を持つ単語の中から、特に語る価値のある数語を選び、その成り立ちを一つずつひもときます。

logiclogos の「理性」という意味をもっとも純粋に残している単語です。ギリシャ語の logikē (technē) は「logos に関わる(技術)」、つまり筋道立った思考を扱う技術という意味でした。ですから logic は、文字どおり「理屈についての学」です。現代の意味はそこから広がり、学問分野としての「論理学」(study logic)、話の一貫性としての「論理」(the logic of his argument)、さらにはソフトウェアの「ビジネスロジック」、つまりプログラムに組み込まれた判断のルールまで表すようになりました。

logos の「理性」という意味をもっとも純粋に残している単語です。ギリシャ語の logikē (technē) は「logos に関わる(技術)」、つまり筋道立った思考を扱う技術という意味でした。ですから logic は、文字どおり「理屈についての学」です。現代の意味はそこから広がり、学問分野としての「論理学」(study logic)、話の一貫性としての「論理」(the logic of his argument)、さらにはソフトウェアの「ビジネスロジック」、つまりプログラムに組み込まれた判断のルールまで表すようになりました。

logic を見る
dialogueよくある誤解は、dia- を「二つ」と考えて、dialogue を「二人の会話」だと思ってしまうことです。「二つ」を表すのは別の接頭辞 di- です。ここでの dia- は「横切って、〜の間で」という意味で、dialogue は立場の違う者どうしの間を言葉が行き来することを指します。ですから参加者が三人以上でも dialogue と言えますし、dialogue between nations(国家間の対話)という表現も成り立つのです。これに対して monologue の mono-(ひとつ)は、本当に話し手が一人であることを表します。

よくある誤解は、dia- を「二つ」と考えて、dialogue を「二人の会話」だと思ってしまうことです。「二つ」を表すのは別の接頭辞 di- です。ここでの dia- は「横切って、〜の間で」という意味で、dialogue は立場の違う者どうしの間を言葉が行き来することを指します。ですから参加者が三人以上でも dialogue と言えますし、dialogue between nations(国家間の対話)という表現も成り立つのです。これに対して monologue の mono-(ひとつ)は、本当に話し手が一人であることを表します。

dialogue を見る
analogy実は数学の考え方が隠れている単語です。ana-(〜に従って、比例して)+ logos(ここでは「比、比率」)で「比率が一致すること」。ギリシャ人は analogia を比例、つまり A:B = C:D の関係に使いました。analogy は、見た目の違う二つのものが同じ関係を共有していると主張します。たとえば「CPU とコンピューターの関係は、脳と体の関係と同じだ」というように。つまり analogy は単なる比較ではなく、構造が平行していることを言う言葉なのです。

実は数学の考え方が隠れている単語です。ana-(〜に従って、比例して)+ logos(ここでは「比、比率」)で「比率が一致すること」。ギリシャ人は analogia を比例、つまり A:B = C:D の関係に使いました。analogy は、見た目の違う二つのものが同じ関係を共有していると主張します。たとえば「CPU とコンピューターの関係は、脳と体の関係と同じだ」というように。つまり analogy は単なる比較ではなく、構造が平行していることを言う言葉なのです。

analogy を見る
apology語源から意味が大きく離れた単語です。apo-(元へ、離れて)+ logos(言葉)で「自分を弁護する演説」、つまり告発に対して言葉で身の潔白を示すことでした。プラトンの『ソクラテスの弁明』(Apology)は、ソクラテスが自分を弁護する話で、謝罪しているわけではありません。時代とともに、法廷での弁明が日常の「ごめんなさい」へとやわらいでいきました。もとの意味は、今でも an apology for capitalism(資本主義の擁護論=筋道立てた弁護)のような言い方に生きています。

語源から意味が大きく離れた単語です。apo-(元へ、離れて)+ logos(言葉)で「自分を弁護する演説」、つまり告発に対して言葉で身の潔白を示すことでした。プラトンの『ソクラテスの弁明』(Apology)は、ソクラテスが自分を弁護する話で、謝罪しているわけではありません。時代とともに、法廷での弁明が日常の「ごめんなさい」へとやわらいでいきました。もとの意味は、今でも an apology for capitalism(資本主義の擁護論=筋道立てた弁護)のような言い方に生きています。

apology を見る
eulogyeu-(よい)+ logos(言葉)で「よい言葉」。eulogy は、ある人をたたえるスピーチのことで、古くから葬儀で故人について語る「よい言葉」、つまり弔辞を指してきました。動詞の eulogize は、そうした賛辞を述べる・ほめたたえるという意味です(名詞ではなく動詞である点に注意しましょう)。

eu-(よい)+ logos(言葉)で「よい言葉」。eulogy は、ある人をたたえるスピーチのことで、古くから葬儀で故人について語る「よい言葉」、つまり弔辞を指してきました。動詞の eulogize は、そうした賛辞を述べる・ほめたたえるという意味です(名詞ではなく動詞である点に注意しましょう)。

eulogy を見る

関連する語根

phon類義

どちらも「話す・音」に関わりますが、log(logos)は意味のある言葉や理屈を表し(dialogue、logic)、phon(ギリシャ語 phōnē)は声や音そのものを表します(telephone、phonetics)。意味と理屈なら log、音の響きなら phon です。

graph類義

どちらも学問分野や表現の形を表しますが、log は話される言葉・筋道立てた研究(-logy=〜学)、graph は書かれたもの・描かれた記録(-graphy=〜を書き記すこと)です。geo-logy は地球を研究する地質学、geo-graphy は地球を書き記し地図にする地理学。研究なら -logy、記述なら -graphy です。

dict類義

どちらも話すことに関わります。dict(ラテン語 dicere「言う」)は、口に出して言う・宣言するという行為に重点があります(dictate、predict、verdict)。log は、意味や理屈をもった言葉そのものに重点があります(dialogue、logic)。声に出して言うなら dict、筋道立った言葉なら log です。

関連する単語 · 50

単語リスト:

psychological

心理的な、精神的な;心理学の

biological

生物の、生物学的な;血のつながった

dialogue

対話;せりふ

psychology

心理学;心理

psychologist

心理学者

logic

論理;論理学;筋道

ecological

生態学の、生態系の

catalog

目録、カタログ;目録を作る

logical

論理的な;筋の通った

theological

神学の、神学的な

apology

謝罪;弁明

biologist

生物学者

analogy

類推、たとえ;類似

anthropologist

人類学者

ecology

生態学;生態系

catalogue

目録、カタログ;目録に載せる

archaeological

考古学の

physiological

生理的な、生理学の

analogous

類似した、似ている

monologue

独白、モノローグ;長話

physiology

生理学;生理機能

ecologist

生態学者

biologically

生物学的に

trilogy

三部作