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order

ラテン語 Latin

順序、秩序、整える

変化形:orderordordinordain
あなたの習熟度

この語根について

語根 order はラテン語の ōrdō, ōrdinis から来ています。その最初の意味は、とても具体的なものでした。機織り機に張り渡された 糸の列 です。糸は一本一本、列の中に決まった位置があり、一本でも列からはみ出せば布は台無しになります。この「糸がそれぞれの正しい位置に並んでいる」というイメージから、ラテン語はあらゆる配置、順番、階級を表す言葉を作り、さらに動詞 ōrdināre「順序よく並べる、整える、任命する」を生み出しました。

「ものがそれぞれの正しい位置にある」という発想さえつかめば、この家族はすんなり見えてきます。

order そのものは、日常的な三つの意味に広がっていますが、どれもあの糸の列にさかのぼります。一つめは 順序・配列 で、これが元の意味です(put the books in order「本を順番に並べる」)。二つめは 命令 です。ここで人間社会への飛躍が起こります。ローマ時代やその後の軍隊の世界では、誰かに隊列の中の位置を与えることが、そのまま order(命令)を与えることでした。隊列を並べる人が、その隊列を指揮するのです。三つめは 注文 です。商人が「order を入れる」というのは、文字どおり品物が届くように手配を整えることです。一つの単語に三つの顔がありますが、核は同じ ― 「誰かがものの並べ方を決めること」です。

ordinary は、目立たないけれど実によくできた単語です。ordin-(いつもの列)+ -ary(〜に関する)で、「通常の順序に属する」という意味になります。ordinary なものとは、いつもの並びどおりで、何も列からはみ出していないもののことです。そこで「順序どおり」が「普通の、日常の」という意味になりました。そして「いつもの順序の中」を表す言葉ができれば、それを打ち消すこともできます。extra-(〜の外に)+ ordinary = extraordinary は、文字どおり 通常の順序の外にある こと、だからこそ「並外れた」という意味です。対比がつづりそのものに組み込まれています。ordinary は列の中、extraordinary は列の外です。

ordain は ōrdināre の古いフランス語風のつづりを残していて、その最も鋭い意味、つまり 誰かを定められた位置に据える という意味を保っています。教会が司祭を ordain する(叙階する)とは、その人を正式に聖職という位置に就かせることです。運命や法が、何かがそうなるように ordain する(定める)こともあります。ordain とは、上から順序を決めることなのです。

ordinance(地方の条例、布告)と ordinal(位置を示す数、つまり first、second、third のような序数)は、同じ発想から生まれた、行政の子どもと数学の子どもです。前者は定められた規則、後者は順序の中の位置を示す数です。

さらに接頭辞が方向を加えます。co-(共に)+ ordin- = coordinate は、複数のものを一つの共通の配置にまとめて、うまく連動させることです。人や予定や動きを 一緒に並べる わけです。sub-(下に)+ ordin- = subordinate は、順序の中で 下の 階級に置かれていること。自分より下の立場の人や、主節の下にぶら下がる従属節を指します。

最後に否定です。dis-(離れて、〜でない)+ order = disorder は、列がばらばらに引き裂かれた状態です。この語が public disorder(社会の秩序が崩れて混乱に陥ること)にも medical disorder(体の正常な働きが本来の秩序から外れること、つまり障害・疾患)にも自然に使われる点に注目してください。同じ比喩が二つの分野で生きています。

この家族のルールは、あの機織り機を思い浮かべることです。すべてが列の中にある → order / orderly / ordinary。上から列に据えられる → ordain / ordinance。複数の列がそろう → coordinate。下の列 → subordinate。列の外 → extraordinary。列が引き裂かれる → disorder。

ラテン語の ōrdō, ōrdinis「列、階級、順序」と、動詞 ōrdināre「整える、任命する」から来ています。もとは機織りの用語で、織機に張った糸の列を指していました。そこから物をあるべき場所に置くというあらゆる意味に広がり、順序(order、ordinal)、ふつうであること(ordinary、extraordinary)、統治(ordain、ordinance)、配置の関係(coordinate、subordinate)を表します。disorder は秩序が崩れた状態です。
覚え方のコツ

糸がきれいな列に並んだ機織り機を思い浮かべてください。それがもともとの order です。列の中にあるものは ordinary(普通)、列から飛び出した糸は extraordinary(並外れた)、列がばらばらになれば disorder(混乱)。そして列を並べるボスが orders(命令)を出します。

代表的な単語を詳しく

同じ語根を持つ単語の中から、特に語る価値のある数語を選び、その成り立ちを一つずつひもときます。

order家族全体の中心であり、一つの語根から三つの意味が育った典型例です。「糸の列」→ 配列(put in order「順番に並べる」)→ 隊列を並べる人が命令を出す(give an order「命令する」)→ 品物が届くよう手配する(place an order「注文する」)。order の意味で迷ったら、「誰かがものの並べ方を決める」という一つのイメージに立ち返りましょう。

家族全体の中心であり、一つの語根から三つの意味が育った典型例です。「糸の列」→ 配列(put in order「順番に並べる」)→ 隊列を並べる人が命令を出す(give an order「命令する」)→ 品物が届くよう手配する(place an order「注文する」)。order の意味で迷ったら、「誰かがものの並べ方を決める」という一つのイメージに立ち返りましょう。

order を見る
ordinaryordin-(いつもの列)+ -ary で「通常の順序に属する」、つまり何も列からはみ出していない ― だから「普通の、日常の」という意味になります。この単語のうまさは、打ち消したときにわかります。extra-(〜の外に)+ ordinary = extraordinary は「通常の順序の外にある」、だから「並外れた」です。この二つは、まったく同じ語根から作られた反意語のペアです。

ordin-(いつもの列)+ -ary で「通常の順序に属する」、つまり何も列からはみ出していない ― だから「普通の、日常の」という意味になります。この単語のうまさは、打ち消したときにわかります。extra-(〜の外に)+ ordinary = extraordinary は「通常の順序の外にある」、だから「並外れた」です。この二つは、まったく同じ語根から作られた反意語のペアです。

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coordinateco-(共に)+ ordin-(並べる)で、複数のものを一つの共通の配置にまとめて、うまく連動させることです。ここから二つの意味に分かれます。動詞の coordinate efforts(取り組みを調整する、つまり人々が足並みをそろえて動けるよう並べる)と、名詞の coordinate(座標、つまり格子の上で点の位置を定める数 ― 空間の中での順序上の位置)です。根っこにあるのは同じく「一つ一つに位置を割り当てる」という発想です。

co-(共に)+ ordin-(並べる)で、複数のものを一つの共通の配置にまとめて、うまく連動させることです。ここから二つの意味に分かれます。動詞の coordinate efforts(取り組みを調整する、つまり人々が足並みをそろえて動けるよう並べる)と、名詞の coordinate(座標、つまり格子の上で点の位置を定める数 ― 空間の中での順序上の位置)です。根っこにあるのは同じく「一つ一つに位置を割り当てる」という発想です。

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subordinatesub-(下に)+ ordin-(階級)で、順序の中で下の位置に置かれていることです。名詞・形容詞としては「下の立場の人」や「重要度の低いもの」を表し、文法の subordinate clause(従属節)は、文字どおり主節の下にぶら下がっている節です。発音の変化にも注意しましょう。名詞・形容詞では語尾が弱い /ət/ になりますが、動詞の to subordinate(従属させる)ではしっかりした /eɪt/ になります。

sub-(下に)+ ordin-(階級)で、順序の中で下の位置に置かれていることです。名詞・形容詞としては「下の立場の人」や「重要度の低いもの」を表し、文法の subordinate clause(従属節)は、文字どおり主節の下にぶら下がっている節です。発音の変化にも注意しましょう。名詞・形容詞では語尾が弱い /ət/ になりますが、動詞の to subordinate(従属させる)ではしっかりした /eɪt/ になります。

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関連する語根

sert類義

どちらも「順番に並べる」ことに関わります。order(ōrdō)は列や階級そのもの、つまり、ものがそれぞれの位置に収まっている静的な配置です。sert/seri(serere「つなぐ、結ぶ」)は、項目を一つずつ鎖のようにつないでいくことです(series、insert)。見分け方:階級やレベルなら order、つながった鎖や連なりなら sert/seri です。

regul類義

regul(regula「規則、まっすぐな棒」)と order は、「ものをきちんと保つ」という点で重なります。regular と ordinary はほぼ双子のような単語ですが、regul は規則や基準に従うことを強調し、order は順序や階級の中での位置を強調します。regular なパターンは規則に従って繰り返され、orderly な配置はすべてを定位置に保ちます。

tax類義

tax(ギリシャ語 tassein / taxis「並べる、隊列を組む」)は、ラテン語 order のギリシャ語版にあたります。どちらももともとは軍事用語で、「陣形に並べる」という意味でした。tax からは syntax(語を一緒に並べること → 統語論)や taxonomy(分類に並べること → 分類学)が生まれています。ギリシャ語系の「配列」なら tax、ラテン語系の「列・階級」なら order です。

関連する単語 · 34

単語リスト:

order

順序;秩序;命令;注文;命じる、注文する

ordinary

普通の、平凡な、日常の

disorder

混乱;騒動;障害、不調

extraordinary

並外れた、非凡な;異常な

coordinator

調整役、まとめ役

coordinate

調整する、まとめる;座標

coordination

調整、連携;運動の協調

extraordinarily

並外れて、非常に

orderly

整然とした、秩序正しい;看護助手;従卒

ordinance

条例、法令

ordinarily

普通は、通常

subordinate

部下;下位の、従属的な;下位に置く

ordain

聖職に任命する;命じる、定める

subordination

従属、服従

disorderly

無秩序な、乱雑な;手に負えない

inordinate

過度の、法外な

ordnance

兵器、軍需品;大砲

reorder

並べ替える;再注文する;再注文

uncoordinated

連携の取れていない;動きのぎこちない

insubordination

不服従、反抗

ordinariness

平凡さ、ありふれていること

orderliness

整然としていること、秩序正しさ

superordinate

上位の、上級の;上位のもの

insubordinate

反抗的な、従わない