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work

Old English

作る、働く

変化形:workwrought
あなたの習熟度

この語根について

Wordiyo に載っている多くの語根と違い、work はラテン語やギリシャ語からの借用ではなく、英語本来の語です。古英語の weorc にさかのぼり、さらにその元はゲルマン祖語の werką「行われたこと、行い、労働」です。そのずっと奥の祖先であるインド・ヨーロッパ祖語の語根 werg-「する、行う」は、ギリシャ語の系統にも伝わり、そこで ergon「仕事」になりました。これが energy(en-「中に」+ ergon =「内に宿る仕事」)や、物理学の単位 erg(エルグ)の源です。つまり、あなたが work と言い、物理学者が erg と言うとき、二人は同じ古い語根から生まれた二人の子ども――一人はゲルマン語、一人はギリシャ語――を使っているのです。

work が特別なのは、英語の中で語を作る力の強さです。数を増やすのに接頭辞はいりません。ほかの素朴な英単語とただ手をつなぐだけで複合語ができ、その意味はほとんどの場合、部品の足し算になります。

- work + er → worker:働く人
- work + ing → working:働いている/機能している
- work + shop → workshop:作業のための shop(部屋)=作業場、ワークショップ
- work + force → workforce:仕事をする force(人の集団)=労働力
- work + place → workplace:働く場所=職場
- work + load → workload:仕事の load(量)=仕事量
- work + day → workday:仕事をする日=勤務日
- team + work → teamwork:チームの仕事=チームワーク
- paper + work → paperwork:紙(書類)でできた仕事=事務作業
- fire + work → firework:火でできた「work」(作られたもの)=花火

パターンに注目してください。work が変わらない中心で、もう一方の語が、どんな種類の仕事か、誰の仕事か、どこで行う仕事かを教えてくれます。だからこそ、work と身近な名詞をいくつか知っている学習者なら、辞書なしで何十もの複合語を読み解けるのです。

一つだけ、今の感覚からはみ出すメンバーがあります。net + work → network は、あなたが「する仕事」ではなく、網のように「編まれた(worked)」構造、つまり糸と糸が交差したものを意味します。漁網から始まったこのイメージは、鉄道、道路、人と人、そして最後にはコンピューターへと広がりました。互いにつながり合った網の目に織り込まれたものなら、何でも network です。

いちばんの驚きは wrought です。関係なさそうに見えますが、実は work の古い過去分詞にすぎません。sung が sing の過去分詞であるのと同じです。何百年も前の人々は、今なら I have worked と言うところを I have wrought と言っていました。この古い形は、ある一つの職人の世界、金属加工の中で生き残りました。ハンマーで打って形を整えた鉄は wrought iron(錬鉄)、文字どおり「加工された鉄」です。そこから overwrought も生まれました。手を加えられすぎたもの(または人)のことで、凝りすぎてごてごてと飾り立てられた文章や、神経を酷使されて張りつめ、今にも切れそうな人を指します。

古英語の weorc「労働、行い、作品」から来ており、ゲルマン祖語の *werką と関係があります。複合語をつくる力がとても強く、労働の組織(workforce 労働力、workplace 職場、workshop 作業場、研修会)、協力(teamwork チームワーク、network ネットワーク)、成果物(workload 仕事量、paperwork 書類仕事)など幅広い語があります。古い過去分詞 wrought は wrought iron(錬鉄)や overwrought(気が高ぶった、神経が張りつめた)に残っていて、単なる労働ではなく「形づくる、細工する」という古い意味を今に伝えています。
覚え方のコツ

work に接頭辞はいりません。ほかの素朴な語をつかむだけです。work + shop、work + force、work + place、team + work。中心は work のまま、相棒の語が種類を教えてくれます。そして wrought = 昔の「worked」と覚えましょう。wrought iron は文字どおり加工された鉄、overwrought は酷使されすぎた神経です。

代表的な単語を詳しく

同じ語根を持つ単語の中から、特に語る価値のある数語を選び、その成り立ちを一つずつひもときます。

work一族全体を支える、英語本来の錨(いかり)となる語です。一つの語に三つの意味が同居しています。働く・仕事をする(I work in finance=金融業界で働いている)、機能する(the lift doesn't work=エレベーターが動かない)、そして生み出されたもの自体(a work of art=芸術作品、the complete works=全集)です。これらをつなぐ糸は、ゲルマン祖語の「行い、なされたこと」という意味です。働くことは何かをすること、機能することは意図どおりに動くこと、そして「作品」はなされたことの結果なのです。

一族全体を支える、英語本来の錨(いかり)となる語です。一つの語に三つの意味が同居しています。働く・仕事をする(I work in finance=金融業界で働いている)、機能する(the lift doesn't work=エレベーターが動かない)、そして生み出されたもの自体(a work of art=芸術作品、the complete works=全集)です。これらをつなぐ糸は、ゲルマン祖語の「行い、なされたこと」という意味です。働くことは何かをすること、機能することは意図どおりに動くこと、そして「作品」はなされたことの結果なのです。

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networkいちばん文字どおりでない複合語です。net + work は「あなたがする仕事」ではなく、「網のように編まれたもの」、つまり糸と糸が交差して網目を作ったものを意味します。もとは物理的な格子(針金の網など)でしたが、このイメージは相互につながったものすべてへと飛躍しました。a railway network(鉄道網)、a network of friends(友人のネットワーク)、そして最後にはコンピューターネットワーク。動詞の to network は、役に立つ人脈の網の中に自分を織り込む=人脈を作る、という意味です。

いちばん文字どおりでない複合語です。net + work は「あなたがする仕事」ではなく、「網のように編まれたもの」、つまり糸と糸が交差して網目を作ったものを意味します。もとは物理的な格子(針金の網など)でしたが、このイメージは相互につながったものすべてへと飛躍しました。a railway network(鉄道網)、a network of friends(友人のネットワーク)、そして最後にはコンピューターネットワーク。動詞の to network は、役に立つ人脈の網の中に自分を織り込む=人脈を作る、という意味です。

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wrought奇妙な新しい語ではなく、work の古い過去分詞です。I have wrought はかつて I have worked という意味でした。主に金属加工の世界で生き残り、wrought iron(錬鉄)とは、鋳造するのではなく、ハンマーで打って形を整えた(加工した)鉄のことです。そこから形容詞の意味も生まれました。finely wrought = 巧みに作り上げられた。work が持っていた「形づくる、こしらえる」という古い意味を今に伝える、生きた化石のような語です。

奇妙な新しい語ではなく、work の古い過去分詞です。I have wrought はかつて I have worked という意味でした。主に金属加工の世界で生き残り、wrought iron(錬鉄)とは、鋳造するのではなく、ハンマーで打って形を整えた(加工した)鉄のことです。そこから形容詞の意味も生まれました。finely wrought = 巧みに作り上げられた。work が持っていた「形づくる、こしらえる」という古い意味を今に伝える、生きた化石のような語です。

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overwroughtover + wrought =「手を加えられすぎた」。ここから二つの意味が育ちます。手を加えすぎたものは overwrought = 凝りすぎた、ごてごてした(an overwrought prose style=凝りすぎた文体)。神経を酷使された人は overwrought = ひどく張りつめた、今にも取り乱しそうな。どちらも、心地よい限度を超えて手を加えられたものの比喩です。

over + wrought =「手を加えられすぎた」。ここから二つの意味が育ちます。手を加えすぎたものは overwrought = 凝りすぎた、ごてごてした(an overwrought prose style=凝りすぎた文体)。神経を酷使された人は overwrought = ひどく張りつめた、今にも取り乱しそうな。どちらも、心地よい限度を超えて手を加えられたものの比喩です。

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関連する語根

labor類義

どちらも「仕事」を意味しますが、labor(ラテン語から)は骨の折れる、苦労の多い労働に傾きます。manual labor(肉体労働)、the labor of childbirth(陣痛、分娩)、labor unions(労働組合)。work(ゲルマン語)は、あらゆる活動や職を表す、幅広く中立的な日常語です。見分け方は、重くて消耗する努力なら labor、単に何かをすることや仕事なら work です。

oper類義

ラテン語の oper-(opus「仕事」から)からは operate、operation、cooperate が生まれました。こちらは改まった/専門的な「働き」です。機械は operate(作動)し、外科医は operation(手術)を行います。work はそれにあたる素朴なゲルマン語です。a machine that works = a machine that operates(動く機械)。

erg同源

ギリシャ語の ergon「仕事」とゲルマン語の work は遠い親戚で、どちらもインド・ヨーロッパ祖語の *werg-「する」から来ています。ergon はギリシャ語を通じて科学用語として英語に入りました。energy(内なる仕事=エネルギー)、erg(仕事の単位)、ergonomics(仕事の法則=人間工学)。同じ古い発想が、二つの言語の道をたどってきたのです。

関連する単語 · 17

単語リスト:

work

働く;機能する;仕事;作品

worker

労働者、働く人

network

ネットワーク、網状組織;放送網;つなぐ

workshop

作業場、工房;研修会

workplace

職場

workforce

労働力;全従業員

paperwork

書類仕事、事務処理

teamwork

チームワーク、協力

workload

仕事量、作業負荷

workman

職人、作業員

workday

勤務日、平日;1日の労働時間

wrought

精巧に作られた;鍛造の

overwrought

ひどく興奮した、神経が高ぶった;凝りすぎた

workpiece

加工物、ワーク

workmate

職場の同僚

firework

花火

working

作動している;働いている;働き、仕組み